突発歌会?

文責:彩都
HPを共同で運営しているとはいえ、メンバーは職業も在住地も多種多様。
眠林とMは東京23区内在住(でも別の区)ではあるけれど、wwrの在住地は三重、彩都は大阪とあって、オフラインで全員揃う事は滅多にありません。

ってことで。相談事や運営方針の決定等、実際の運営に関することは、殆どチャット(打ち合わせ専用なので非公開)やメールでやりとりしています。
でも。夜中&身内だけのチャットということで、妙な方向に盛り上がることも日常茶飯事。
先日は(きっかけが何だったかは忘れましたが)何故か眠林、M、彩都の三人(wwrは不在)で歌会に突入。
「なかなか詠めないーーー」とか言いながら、5〜10分間隔で次々と詠まれていく 歌の数々。
……そのまま流れて消えるのは勿体無いので、こっそり秀丸エディタを立ち上げて、一句一句コピペしていった彩都でありました(笑)
 
以下、ログより(「歌」だけ)抜粋。並び順は、チャットで流れた通りです。
「雨」にちなんだ歌が多いのは、東京も大阪も一晩中雨が降っていたせい。

 

雨の夜に 遠き日を見る 君の背に 言葉を失い ふと目を逸らし 

――三蔵さんに捧ぐ(彩都)

  「まさしく“ドリー夢”だねぇ(苦笑)」(M)

 

雨音に かの日の惨劇 夢に見る 君のその背に そっと寄り添い 

――八戒さんへ贈る(彩都)

  「下の句、『君の微笑に 盃をかさねつ』ってのはどーかなあ」(眠林)

 

夕闇を 濡らす雨雲 見る君の 朝を待つ瞳(め)に 太陽を見る

――何となく三×空なイメージ(彩都)

 

宵闇に 滴(したた)る朱(あか)に 見たものは 君も血の色 我も血の色

――八×浄(浄×八?)出会い篇(眠林)

 

宵闇に 失せた光を 見た瞳 ついぞ昔の 想いを馳せる

――同じく八×浄出会い篇(M)

 

誘われ 導き行きて 巡る道 望し願いは 何処あるかな?

――三蔵のイメージ(M)

(詠んだ本人の解説)
天界から降りて、光明さんを師と仰いできたのに。今は、自分自身が仲間た ちを率いているが。本当にいきたいのはどこなのだろう?

 

雨音を かき消し響く 鶏(とり)の声 振り仰ぐ空に 射し込む光明

――同じく三蔵のイメージ。「誘われ〜」の返歌?(彩都)

  「徹マン明けだったら、すんごい嫌かも(笑)」(眠林)

 

閉ざしてた 朱の扉は 今開き 自らの想いによりて 大地立つ

(字あまり)

――悟浄のイメージ……かなぁ?(M)

 

宴抜け 樹上の杯に 桜花うく 偽りの天も 酒は芳(かんば)

――捲簾初登場時のイメージ(眠林)

 

選ぶ事 許されざるを 知りつつも 思いは未だ 遠くにありて

――特に誰、という訳でもないんだけど。(M)

 

差し伸べる その手は永久(とわ)に あるものと 信じ続けた あの日は何処(いずこ)

――三蔵のイメージ。今は亡き師を偲んで?(彩都)

 

後日、チャットに残っていたこれらの(一部の)歌を見て、欠席だったwwr (ちなみに正式加入前) が詠んだ一句。

 

浄罪を 悟るすべなく 艶めいて 君をいろどる 命の赤は

――悟浄のイメージ。(wwr)

 

さらに後日。
眠林、彩都、Mが、なかなか参加表明しないwwrを釣るために(笑)、さんざん悟浄をネタに遊んでいた(ファンの方ごめんなさい)ログを見て。←こうしておけば、きっと「河童をいぢめるなぁぁぁ」と飛び込んでくるぞ、と目論んでいたのは内緒。
「とりあえず貢物をするんで 河童をいたぶらないよーに」というお説教伝言と共に、wwrより追加の句。

 

冬緑(ふゆみどり) 瞳に秘めし 笑みと罪 彼(か)の身を縛る 戒め八つ

――見てのとおり八戒のイメージ(wwr)

経・律・論 心に刻むは 無一物 荒野に立ちて 紫煙くゆらす

――言うまでもなく三蔵のイメージ(wwr)

↑どの歌も、さりげなく「名前」を織り込んであるのがポイントか?(笑)

 

この様を「風流」と呼ぶか「酔狂」と称するかは、これをお読みになった皆様にご判断をお任せ致します(ぉ

(2002.9.21掲載)


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