傍観者による最遊記の世界観と臥待月について

文責:波水(Confusedページ担当)
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「悟浄 脱へたれ論」
執筆:wwr@悟浄・捲簾ページ担当

「最遊記の特定キャラクターに対する勝手な考察と見解についての論文」
執筆:M@悟空ページ担当
「作品の根幹を担う「玄奘三蔵」「金蝉童子」二名についての私的考察」
執筆:彩都@三蔵・金蝉ページ担当
「こうして私はドリ書きとなった」
執筆:眠林@八戒・天蓬ページ担当

特にタイトルに意味はありません。
また、この文章は波水が独断と偏見により書き散らかしているだけなので、
ファンの方々にケンカを売るつもりは一切ないことを明言しておきます。


そのいち。
最遊記にまつわる謎

 基本的に、最遊記の世界は『何でもあり』である。
 電化製品はだいたいあるし、煙草なんぞもある。
 これに関して、敢えてツッコミたいところはいくらでもある。
 たとえば。

 どうやって電気引いてるんだろうか、とか。
 煙草の製造過程ってどうなってるんだろうか、とか。
 まさか、一枚一枚職人さんたちの手によって丹精こめて仕上げた一品、とかではあるまい。
 そんなハイライトやマルボロは恐れ多くて吸えん。
 (波水はマルボロ派なので)
 
 他にも謎はいっぱいあるし、どうせ謎本(本屋で出回ってる奴ね)でいろいろツッコミ食らってるだろうから、この辺にしておくが。
 (↑でも、ツッコミたいらしい)

 それはさておき、この作品に関して重要なのは、個性豊か過ぎる(←最重要事項)キャラクターたちである。
 皆、何かしら考えてることはあるし、それこそ私でも読み取れないようなくらい過去だってたくさんある。
 でも、それをひっくるめて笑ったり怒ったりするところが彼らの魅力なのではないだろうか。
 ……にしても。
 何で李厘はあの体型(悟空より背が低い)のくせにあんなに乳がでかいのだろうか。
 (↑見てるところ間違ってます)
 これが私にとっての、最遊記における最大の謎である。
 
 ……いや、李厘ちゃん、大好きだけどね。

 
そのに。
臥待月に関する謎。

 皆さんも知っての通り、私は一年ちょっと遅れて臥待月に参入した。
 しかし、実は結成当初の頃からいろいろと知っている。
 ヒロインのイメージイラストを描かせてもらった事もある。
 基本的にすべてのメンバーと友人であるので、知らんでどうする、というのが皆さんが感じるツッコミだろうが。
 問題は、私はM@悟空担当と同じく、最遊記に関して『傍観者』を決め込んでいる点である。
 もちろん彼女は現在悟空に愛を注いでいるので、事実上『何で入ってん』とツッコミを食らうのは私一人だけだろう。
 私自身、非常に怖いのである。
 念のために言っておくが、皆さんから『お前なんぞ辞めてしまえ。私のほうが臥待月にふさわしい』と言われるのが怖い、というわけではない。
 怖いのは。
 委員長に『…………だめ?(うるうるうるうるうるうる)』と上目うるうる攻撃で迫られたり。
 wwr@悟浄担当に悟浄のぱんつを被らされたり。
 彩都@総務部長に『……がーんばれ♪』と冷ややかな目で棒読みされたり。 
 である。
 (↑お前、本当に友達に対するセリフか)

 さらに、このメンバーの小説に関するレベルは下手な小説書きよりも高い。
 ご存知の通り、我々は某ジャンルが縁で知り合ったのだが、レベルの高さはよく知っているつもりである。
 そんなそうそうたる面子に、何で私が……とか、びくびくしている毎日は送っていない。
 むしろ、更に楽しい。 

 つまり、何故参入したのか。

 『面白そうだから』

 この一言に尽きる。

 私が非常に臥待月の夢というサイトに対して謎と感じているのは。
 底の知れないおもちゃ箱のような、無限の遊び心があるからなのだ。


結論
傍観者であるということ。

 先の方で少し触れたが、私は『傍観者』のスタンスで最遊記世界を見ている。
 基本的に、最遊記よりも蜂の巣とかビズゲーマーとかの方が好き、とか言っている人間である。
 そんな奴が特定のキャラクターを『お相手』にしてドリーム小説を書けるわけがない。
 
 話は少しずれるが、外伝で観世音菩薩が、金蝉童子に言ったセリフがあった。
 『お前は、あのチビの太陽でいられるか?』

 私は、誰の太陽にもなれない。
 でも、語り部となら、なれるのだ。
 だから、語り部として鈴華 (「Confused Dreams」篇主人公) というキャラクターを作った。
 彼女は最遊記世界の中を生きて、肌で感じて、キャラクターたちと笑う。
 『私は彼らを語れる、語り部になりたい』
 そんなドリーム小説があっても、いいのではないだろうか。
(2003.1.10 掲載)
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「悟浄 脱へたれ論」
執筆:wwr@悟浄・捲簾ページ担当
「最遊記の特定キャラクターに対する勝手な考察と見解についての論文」
執筆:M@悟空ページ担当
「作品の根幹を担う「玄奘三蔵」「金蝉童子」二名についての私的考察」
執筆:彩都@三蔵・金蝉ページ担当
「こうして私はドリ書きとなった」
執筆:眠林@八戒・天蓬ページ担当

 
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