眠林いいんちょの、偏った妄想麻雀講座。文責:眠林 |
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1.基本篇 || 2.八戒篇 || 3.悟浄篇 || 4.悟空篇 || 5.三蔵篇 || 6.考察+まとめ |
― はじめに ―
コミックス9巻発売を記念して、多少の知識があります『麻雀』の話をしてみたいと思います。 9巻収録分、「三蔵一行麻雀話」の連載 (Gファンタジー01年7月号掲載分) の際には、私は当時の行きつけの某サイトで、某Y氏や、某M氏 と、それはそれは熱く語ったものです。 その時に語られた、数々のネタを、初心者にも判るように易しく解説していきたい……と思っていますが、 如何せん中途半端な知識と、及ばない表現力によって、何だか判らないものになる恐れは充分以上に ございます。どうぞご容赦くださいませ。 1.基本篇
で、「ネタ」に先立って、麻雀の基本的な考え方を。 (やり方とは言わない。それを語っていたら、ネタまで行き着きません) 麻雀とは、ご存知「清一色」クンが持っていたあの「麻雀牌」を、がしゃがしゃがしゃと混ぜて、たしたしたしと並べて、それを1個ずつ交換しながら揃えていくゲームです。 その際、「ポン」「チー」と言って、自分で引いた牌以外に、他人が捨てた牌をもらうことが出来ます。某マンガで有名な「哭く(なく)」って奴ですね。(普通は「鳴く」って書くんだと思うんだけど………) 便利なようですが、鳴いてしまうと成立しない役があったり、基本点が低くなったりというリスクもあります。 「上がり」の状態で、その人の前にある牌は、全部で14枚。「ポンジャン」なんかでも判るとおり、基本的には揃えていくのは、牌3つで一組のグループです。「234」「567」など連続数のものを順子(ジュンツ)と言い、「555」「888」とか「中中中」など、全く同じ物を揃えたものを刻子(コーツ)と言います。それを、4グループ作ります。3×4=12ですから、あと2つあまります。これは、「99」や「東東」など、全く同じ牌2つ(対子・トイツと言います)の「頭」というものになります。 この、3×4+2の牌の組み合わせのパターンに色々なバリエーションがあり、それを「役」と言います。この「役」はそれぞれ「翻(ハン)」と言う数が決まっていて、難しいものほど翻数が高くなっています。この翻数の数だけ、点数は倍倍で高くなっていきます。 更に、麻雀では低い点だと「基本点×2の『翻数』乗」で点数を出すのですが、翻数が高くなっていくと面倒なことはすっ飛ばして「翻数だけ」で得点を決定します。 基本点によりますが、6.7翻で「満貫」。これは、親が12000点。子が8000点。 8翻以上で「ハネ満貫」(ハネ満)。親は18000点。子は12000点。 10翻以上は「倍満貫」(倍満)親は24000点。16000点。 13翻以上になると、「三倍満貫」(三倍満)と言って、親なら36000点。子なら24000点。あの時。八戒は子だったようです。(笑) 更にその上に「役満」と言うのがあります。 「この手が出来れば、翻など数えずに絶対に役満っっ」と言うもので、親なら48000点。子は32000点もらえる、究極至高の役です。 この辺まで判れば、三蔵一行4人の手についての解説に進めると思います。 あくまで、「これ以後の記事を読むための基礎知識」で、本当はルールはこれだけではありません。悪しからず。(汗) |
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