眠林いいんちょの、偏った妄想麻雀講座。

文責:眠林
1.基本篇 || 2.八戒篇 || 3.悟浄篇 || 4.悟空篇 || 5.三蔵篇 || 6.考察+まとめ


3.悟浄篇



次に悟浄の「リー即ツモ。表3裏3」の親倍満。
八戒は「子の三倍満」で、24000点なのに対し、悟浄は「親の倍満」で、24000点です。
正確な役は

「リーチ(立直)、一発、ツモ、表ドラ3、裏ドラ3」

です。
リーチも、一発も、ツモ(門前清)も、一翻なので、1+1+1+3+3+2(ドンドン)=11翻で、倍満。



それぞれの役は、
「リーチ」
「あと1個で上がれるよ」と自己申告して、場に1000点棒を申告費として出します。リーチしたら、もう手の内を変えることは出来ません。
 
「一発」
『リーチ』との複合技。リーチした後、4人ともチーもポンも出ないで、一巡するまでに上がること。他人の捨て牌でも、自分のツモ(牌を引いてくること)でも、オッケーです。
 
「門前清」
これは >>八戒編 で既に書きましたね。自分で引いた牌のみの手のことです。
そして、
「ドラ」
これは「ボーナスポイント」みたいなものです。配牌の度に、「ドラ」と言う、「上がった時、これを持ってる数だけ、点数が倍になる=つまり、一翻分の」ボーナス牌が決まります。
(表)ドラは、最初からどれだか判った上でゲームを進められます。
裏ドラは、リーチする(つまりもう、手を変えない)か、上がった時でないと、見ることが出来ません。


つまり、普通、「(表)ドラ」が3つも乗るのだけでも、皆に何となーーく嫌な顔をされます。(笑)
なのに、更に「裏ドラ」が3つも乗るなんて、噴飯ものです。かてて加えて、自分が親の時に引っ張ってくるなんて、激怒ものです。これでは『ヒネた打ち方(by悟空)』って言われても、反論のしようがないはずです。但し、「アコギな手だ」とか「ツキのみで持ってきた」とか「芸がない力技」とか「初心者並みのラッキー度」等々、酷評する(いや、恐らくされたんじゃないかと………)ことは容易ですが、勝ちは勝ちです。3人がものすごおぉぉぉく悔しそうな嫌そうな顔で点棒渡している様が、容易に想像できます。
でも、こんな打ち方してたら、負けたときは大負けになるよーな気がするんですが。
よく、「ギャンブルで食って」居られたわねぇ、悟浄。(更笑)



更に、上がってすぐ「表3裏3」と言ったという事は、悟浄はリーチしてすぐ「裏ドラ」を確認したものと思われます。別にチョンボというわけではありませんが、基本的にはそーゆーことをするのは「悪いマナー」とされます。三蔵がよく発砲しなかったものです。(汗笑)



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